ポイントカードのディレクションとデザインをしました。
株式会社FAR EASTの直営店FAR EAST BAZAARは「世界各地の文化が集まる遙か東の果てのバザール」をコンセプトに世界中から運んできたドライフルーツやナッツを中心に量り売りをしているブランドです。全店で使えるポイントカードを作成。
約5年で全国に11店舗(現在10店舗)展開しました。都内ですと渋谷ヒカリエやルミネ新宿1など地域No.1店です。このポイントカードを作り始めたのは5店舗目からで、その後は新店オープンの際や発注時に新しい写真に変え展開しました。
根強いファンの方が多かったため「集めたい!」というファン心をくすぐるようなものであったり、それぞれの写真全てにストーリーがあるのでお客様とスタッフの話題の種になれば良い、お客様にとっていつでもFAR EAST BAZAARは新しい価値や発見と出会える空間と機会に出会える場所であり、そこに力添えできるものでありたいと思いました。
写真
この世界各地から集めてきた写真はありがたい事にお客様に覚えて頂けるきっかけになっており、「あ、あの怪しげなお店。笑」と思い出して頂けるくらいの印象を与えていました。「こんなにブランドの顔になっているんだから、使いたいな」と思いました。
写真はベドウィン族の長やベリーダンスを踊る町娘、中東のバザールの様子など様々です。
紙質
ミラー上質紙を使用。お財布にしまう事を考えると、速乾性は外せませんでした。かといって写真の魅力も損なわせないもの、コストも高くないもの、と考えたときにミラー上質紙が最適でした。特色の金の使用範囲はわずかですが、しっかり効かせてくれた紙です。
結果
「あ、新しいデザインだ!」や「初めてみる写真〜」などと楽しんで頂けたお声は沢山頂きました。「何種類持っているよ!」など捨てずに置いておいてくれる方もいて感謝です。
ポイントカードを出す際に「モノクロのやつだよね!持っている!」と作った事を覚えてくれるお客様も増えたので、無駄に複数作る機会も減り、少しですが財布から見つける時間も短縮されたように思います。
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